浜岡原発を考える静岡ネットワーク(浜ネット)



福島第一原発震災情報




2011年4月3日  川俣町上空で30倍の放射能


文部科学省は3日、福島第1原発から30キロ以上離れた上空をヘリコプターで調査、福島県川俣町で通常の約10倍の放射線量を計測したと発表した。同省は「より上層へ放射性物資が拡散している」と注意した。

 文科省は2日、福島県の9カ所と栃木県那須塩原市、茨城県北茨城市の高度約160〜650メートルで測定し、川俣町上空で毎時約0.30マイクロシーベルト、福島県いわき市で0.15マイクロシーベルト、福島市で0.14マイクロシーベルト、同県白河市近辺で0.13マイクロシーベルトを計測した。同県上空は通常、毎時0.01〜0.03マイクロシーベルトとされる。

 また文科省が同県内の土壌や雑草を1日に採取した調査で、原発から約35キロ北西の川俣町の雑草でセシウムを1キログラム当たり96万8千ベクレル、ヨウ素を50万3千ベクレル検出。約40キロ北西の飯館村の雑草で1キログラム当たりセシウムを72万5千ベクレル、ヨウ素を21万9千ベクレル検出し、地上でも依然、高い数値の放射性物質が計測された。




2011年4月2日 海洋に大量の放射性物質流出 
 
 2号機の取水口付近にある作業用の穴(深さ2m)に高濃度の放射性物質が溜まり、コンクリート壁の亀裂部分より海に  流れ出ていることを確認した。コンクリート流し込んだが止水は出来なかった。数千倍の放射性物質がながれでている。炉  内の一万倍以上100bq/cm3ヨウ素131、毎時1Sv以上、地表でも400mSv以上の高濃度である。海産物への蓄  積が懸念される。



2011年4月1日 基準の1万倍の線量 

 東京電力は31日、1号機のタービン建屋付近地下水より基準の1万倍の放射性ヨウ素を検出と発表。2号機の縦坑トレン チ内の水は1200ベクレル/cm3で炉水の数万倍。上限100mSvを越えた作業員は20人になった。



2011年3月31日 福島第一原発は廃炉

 30日勝俣会長は記者会見をし第一原発1〜4号機は廃炉せざるを得ないない。東電首脳陣が廃炉を表明したのは 初めてだ。



2011年3月28日 プルトニウム検出

  敷地内の土壌からプルトニウム検出 Pu238,239,240
  炉心溶融か燃料プールか出所は不明 13日〜15日中性子線が15回検出され、プルトニウムの可能性が指摘されて    いた。



2011年3月28日 トレンチ内に大量の水
  
放射線管理区域外から高濃度の放射線を含む水が発見された。

  1,2,3号機のタービン建屋の地下から海側に伸びるトンネルと外部からトンネルに入る縦坑内に大量の水が溜まり、2  毎時1000mSv、2号機縦坑では100〜300mSvの高い放射線量が観測された。圧力容器か配管が破損した可   能性が高い。


2011年3日31日 ヨウ素4385倍

 東京電力は31日、東日本大震災で深刻な被害を受けた福島第1原子力発電所の南放水口近くで30日午後1時55 分に採取された海水で、放射性物質(放射能)濃度が法令基準濃度の4385倍まで上昇したと発表した。これまでの最 高値は29日に記録した3355倍だった。放射性物質が現在も継続的に流出している可能性がある」としている。

 1号機タービン建屋からの配管を通す「トレンチ」の排水作業を行った。約2時間半で水位が1メートル下がった。

くみ出された水は、敷地内の集中環境施設のタンクに移されている。

 1号機のトレンチ内の水の放射線量は26日時点で1時間あたり60ミリシーベルトで、

2号機や3号機に比べて低く、「水の多くは津波によるもの」(保安院)とみられている。



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