浜岡原発を考える静岡ネットワーク(浜ネット)

原発がなくても電力量は足りる


浜岡を止めても大丈夫!
2011年4月1日
浜岡原発を即時停止し、東日本へ電力融通しても中部電力には約700万kwの余裕があります。
 周波数変換が必要なため東日本への中部電力の電力融通は100万kwが限界です
中部電力の電力供給能力は停電とは無縁な状態です。
東北地方太平洋沖地震発生により、東海地震、そして東海地震・東南海・南海地震との連動による地震発生がますます近づいたと認識すべきと思います。 浜岡原発はマグニチュード8以上の想定東海地震の震源域の真上に建っています。南西の風が吹くことが多く静岡県愛知県だけでなく人口3千万を超える首都圏を確実に放射能が襲うことになります。静岡県、愛知県、山梨県、首都圏を合わせると約5千万人が避難する必要が発生しかねません。> 
即時に浜岡原発を停止することは極めて容易であり、実行すべきと考えます。

 中部電力は、東日本に電力融通したくても周波数変換設備が少ないため最大限100万kwしか実行できません。さらに浜岡原発全機停止しても発電設備に約700万kwの余裕があります。
これは中部電力のホームページで誰でも確認できます。
(中部電力に電力融通量についても、浜岡原発を止めても停電しませんね、と聞いても答えようとしませんが。) 
発電設備の合計3263万2千kwから、浜岡原発全3機(現在3号機は定期点検のため停止中)の発電能力361万7千kwと最大融通電力100万kw(※)を引くと、2801万5千kw。
2010年3月の最大電力の2068万2千kwと比べると、発電設備に733.3万kwの余裕があります。大停電など無縁な中部電力の電力供給状況で
■中部電力は真夏のピーク時でも発電設備に830万kwの余裕がある。
下記は中部電力のホームページに記載されている。
中部電力の発電設備は合計3263万2千kw
2004年から2009年までの最大電力量(供給実積のこと)は2008年の真夏のピーク時の2821万kw(ちなみに2009年は2433万kw)であり、830万kwもの余裕があった。
■2010年3月の最大電力は2068万2千kwで、
    3月には発電設備に約1200万kwの余裕がある。
    4月は1511万8千kwと余裕が増える。 
2009年度(2009年4月から2010年3月)の1年間の最大電力の推移で見ると、
2009年3月は2068万2千kw、
   4月は1751万4千kw、
   5月は1824万4千kw、
   6月は2037万kwとなっている。
■ 浜岡原発の1、2号機は廃炉が決定していて、3号機(110.0万kw)は定期点検中で停止していて、稼働中の浜岡原発4号機113.7万kw、・5号機138.0万kwの合計251.7万kwを今すぐ停止し、東日本へ電力融通可能最大量である100万kwを送り続けても、発電供給能力に>>合計3263万2千kwから、2009年3月の電力量の2068万2千kwを引くと1195万kwの余裕があります。>>
※中部電力の発電設備
火力  23,904千kW  73.3%
水力  5,219千kW  16.0%
原子力  3,504千kW  10.7%
新エネルギー(風力) 6千kW 1%未満
合計 32,632千kW 
中部電力ホームページ  トップページ>http://www.chuden.co.jp/index.html>>中部電力電力需要 最大電力の推移>http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/datalist/juyo/dat_maximum/index.html>>
中部電力会社情報 設備概要>http://www.chuden.co.jp/corporate/company/com_setsubi/index.html?cid=ul_me>

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