浜岡原発を考える静岡ネットワーク(浜ネット)

原発周辺の断層


中電は浜岡原発周辺における断層等に関して保安院の指示に従って
報告書を提出した。 2011.5.31

この中には、原発の耐震指針上考慮する必要のない(中電判断)ものも含まれている。
hamaokadanso.pdf  (中電HPよりPDFファイル)



リニアメント:

リニアメント:lineamentとは、空中写真で地表に認められる、直線的な地形の特長(線状模様)のことを言う。崖、尾根の傾斜急変部、屈曲などによって直線的に現れる                 部分がこれにあたる。空から見て、植生が一直線になっていたりと、地形の変化が直接見られない場合もある。断層などの地殻変化が長距離に                渡って起こった場合に見られる。

中電の見解: 浜岡原発周辺には原発に影響を与えるような断層はないとしている。

私    見:敷地内のH断層が後期更新世の礫層に影響を与えていないとしている。後期更新世とは今から12万年前〜1万1700年前までを言う。

        つまりこの間、地震によってこの断層は動いていないと言う判断だ。H断層が活断層であるならば原発を建設することは不可能である。

        彼らのデーターと判断が真のもので、信頼できるかがまず重要である。調査は中電の金によって行われたものであり、公正なる第三者機関で

        はない。

        地震は過去の傷(断層)だけが動くものではない。地震によって新たな断層を産むことは十分考えられる。原発が東海地震の震源域の真上に

        があるということは、上下動や他の断層の動きや巨大な岩石層の破壊によって原子炉に思いもよらぬ力が加わる可能性がある。

        

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