浜岡原発を考える静岡ネットワーク(浜ネット)

津波対策は不可能


中電は津波対策を2年以内にすると言っているが、津波の対策は不可能なのです。


中電パンフレットより

  
   


(1) 取水塔は破壊される可能性が高く、さらに取水道は様々な物で塞がれることが考えられます。

(2) 取水抗は地震によって破断される可能性が高いです。

(3) 取水槽には砂丘が崩れて流れ落ちるか、海からの廃材など埋まってしまいます。

(4) 上記の事柄が正常に行われたとするならば、取水槽は津波の影響で海水があふれ、その高さは津波と
    同になるはずです。

(5) 原子炉建屋、タービン建屋は完全防止処理がなされていない限り、水浸しになる可能性が高い。

(6) 取水槽から取り入れた海水は原子炉建屋にポンプで導かれるわけで、高圧の海水が機器を破壊しながら
    原子炉建屋、タービン建屋に流れ込んで来る。

(7) 非常用電源は容量不足で機能し得ない。

(8) 高台の非常用電源が機能すると言う保障はない。

(9) 津波は敷地の東西両サイドの川から侵入してくる。

(10) さらに津波は排水口からも原子炉建屋に入り込んでくる。

(11) 使用済み燃料プールの水が溢れ、燃料がむき出しになる可能性が高い。



中電「津波対策は万全」??

2011年6月1日付の中日新聞朝刊に「中部電力が津波対策の柱に位置付ける砂丘が、東海地震時の津波にどの程度えぐられ耐えられるのか、具体的な検証をしていないことが分かった。」という報道につき中電は反論


「当社は、地震時における砂丘堤防の健全性を評価し、原子炉施設の安全性に問題とならないと評価しております。
当社は、砂丘堤防を含む敷地前面の海域について、津波時における砂移動による海底の地形変化や砂丘堤防の洗掘(数十cmから1m程度)について解析を実施し、国に報告しております
(平成20年3月27日 第5回総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会耐震・構造設計小委員会地震・津波、地質・地盤合同ワーキンググループ)。

さらに当社は、砂移動による砂丘堤防の洗掘を考慮した上で、改めて地震時の健全性が保てることを確認し、国に報告しております(平成20年8月6日 第15回総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会耐震・構造設計小委員会地震・津波、地質・地盤合同ワーキンググループ)。

洗掘とはどのようは検証方法であるか。その結果はどうであるかなど、一般庶民には国に提出した文書を見なければわからないのである。津波時に砂丘がどのように変化するかのシュミレーションおよび実地検証をしてみたのであろうか。

津波の速度、圧力、動きを人工砂丘に対して再現実験をしなくてはならない。
さらに、それら資料を一般に公開しない限り信用は出来ないのである。
今回の地震津波によって巨額な投資をして作られて人工堤防が機能しなかったのはなぜであろうか?

国に報告となっているが、国や各種委員会ではまず内容に関する詳細な検討はなされていないはずである。
そのような時間がないからであり、形式的な会議であり、内容に関して十分な再現実験などしていないはずである。

そのいい加減さが今回の大惨事へと発展した原因なのであり、まさに安全委員会はじめ御用学者の責任を追及しなくては
ならない訳はここにある。
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